昨年の締めくくりに、下田直人先生の新書、
「人が集まる会社 人が逃げ出す会社」を読みました。
筆者の温かい人柄が伝わる、全体が素晴らしい1冊でした。
その中でも、今の自分の心に刺さったのは、
「仕事も幸せに繋がっていくことが重要」
「なりたい自分を知る」
「人格形成のために学び続け、実践する」
ということについて書かれている文章。
社労士の仕事をしていると、しんどいときもあります。
やたらと警戒されるし。立場によって個人からも会社からも。
でも、昨年最後のお客さまからの連絡は「文書を拝見し、先生にご協力いただいて本当によかったと、感謝しております。」という言葉で終わり、今年最初のお客様からの連絡は「昨年は、漆原さんがいなかったらどうなっていたかわかりません。今年も・・・」という言葉で始まりました。
やっぱり、誰かに自分に必要だと感じてもらえることが単純に嬉しい。
多分、今の社労士のほとんどは、従業員にとっても会社にとっても幸せな労務をベースに考えて、役に立ちたいと思っているのではないでしょうか。小手先のテクニックで会社の都合ばかり考えていては、結果として会社のためにならないことを知っているでのす。
私も、そういうことを分かってもらう努力をしよう。
そして、本を読んで決めたことが一つ。
新しい出会いに消極的で引っ込み思案な自分を改め、
フェイス・トゥ・フェイスを大切に過ごしたいと思います。
写真は、本にも書かれている、あいて~るにこっそり行った時に撮ったものと、送られてきた恩送りカード。
この恩送りカードには、本当に不思議が力があるんです!
お会いしたことのない方なのに、心が繋がったような、心の友ができたような感覚になるのです。