本日、土曜日は丸1日、労務管理上の重要なテーマについて勉強してきました。

 

判例や通達などをふんだんに参考にしながら、

労務管理上の重要なテーマに関する書式・規定の作り方&運用テクニックを学んできました。

 

こういうセミナーを受講すると普段の労務管理をより身を引き締めて取り組もうと思います。

具体的な細かい実務については社労士の先生が講師をすることが多いのですが、

判例や通達など、リスク・トラブル対策が内容に入るものについては弁護士の先生が講師をされることが多いです。

 

弁護士先生の講義は、理論づけられていて、納得しますし、

いろいろな観点からとにかく勉強になります。

 

 

 

 

内容は、

解雇・雇止め・定額残業代・事業場外みなし・メンタルヘルス・マタハラ・無期転換・限定社員、等々です。

 

定額残業代については、割と頻繁に最新情報を取り入れるようにしているため、

常に安全な範囲で導入するようにしていますが、

今回のセミナーで新たに付け加えようと思った点がありました。

 

定額残業制度については、個人的にはゆくゆくは無くなる傾向にあるのではないかと考えております。

もちろん、今すぐとかではなく、当分は大丈夫だと思いますが、10年度、20年度はというと、

少なくとも、今とはさらに変わっていることと思います。

 

今回も日本法令のプレミアム会員の特権を使わせていただきました。

何回目かのセミナーなはずなのですが、予想より多くの社労士の方が受講されていたので驚きました。

知っている方が一人もいないというのも珍しかったです。(笑)

 

私たち社労士は目に見える商品を販売しているわけではないので、

コストがかからないと思われたり、価値が見えにくい部分はありますが、

こうやって時間とお金をかけて頻繁に最新の情報や知識を仕入れています。

 

書籍も1週間に1冊は購入しています。

数か月ごとに自動的に送られてくる、差替え用の最新の規程集なども

継続的に差替えが送られてくるのでそこそこ高額です。(笑)

 

年会費を払って、いつでも情報を取得できるように

社労士業務専門の会社の会員にもいくつかなっていますし、

社労士業務ソフトにも年会費がかかります。

 

障害年金だって同じ。

簡単に書類を作成していると思われがちですが、

過去の積み重なる経験や実績から分かることや、

書類の準備には何時間も、何日もかかることもあるというか、

ご依頼いただくほとんどの案件はすんなり通るものではないため、

事前の調査や、ときには高額な医学専門書を購入することすらあります。

 

病院での診察費が1回いくらだから、

社労士との面談が3回だったから、1回分の診察費×3回分というのとは、

当然のことながら異なります。

 

今年は、特に週末や夜のセミナーや研修が例年に比べて多かったので、

話がずれて余談でつらつらと綴ってしまいましたが、

結論としては、事前に十分にご納得していただいたうえで、

必要だと思った場合のみ、いつでもご依頼いただけたらと考えております。

 

逆に、ご自分で何でもできる方は、ご自分でされた方がいいと思います。

必要だと感じていただける方のみにご依頼いただけたら幸いです。
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