とても嬉しいお知らせをいただきました。

認定日以降3カ月以内の期間を含む約半年ほど事情により医療機関を受診していなかったケース。

初回の請求で遡及請求2級が受給決定されました。

障害年金の証書が届いた直後にご連絡いただけたことが、密かにかなり嬉しかったです。

 

ご本人とご家族にも、再審査請求までは覚悟してくださいとお伝えしていた内容だったこともあり、初回の請求でスムーズに受給決定されて本当に何よりでした。

特に、精神の診断書、発達障害でご体調に波がありますので、今回ばかりは初回で受給決定されるのは難しいかな、、と考えている部分もありましたのでホッとしました。

実は、2か所の年金事務所にて、流石に無理ですと言われました。(全く気にしていませんでしたが。笑)
更新の時の診断書では、指定期間の受診がなくてもひと手間加えることで更新されることは割と多いのですが、初回の請求では相当珍しかったようです。

 

時間をかなりかけて書類の準備をしましたが、簡単にお伝えすると、下記3つのポイントを揃えて提出。

 

  1. 初診日から1年半以降3カ月以内の受診はないため、それ以降でできるだけ近い日に受診された診断書1枚と現在の診断書1枚を提出。(5年の時効かかるほどの遡り請求でした。)
  2. 医師の意見書を準備。(今回は、診断書の備考欄に2行程度医師の意見をご記入いただきました。)
  3. ご本人、ご家族、代理人の申立書を別途作成。

 

ご依頼者は最初、遡りはできないだろうし、事後重症請求の方は通ったとしても3級だとうと考えていたそうなので、遡りで2級(もちろん現在も2級)の証書が届いて本当に良かったです。

 

今回の決定を前例として、他のケースでもスムーズに初回の請求で受給決定できるように最大限にやれることを準備してから請求したいと改めて思います。

ただでさえ大変な状況の方のご相談が多いです。できる限り、精神的な疲労を抑えたい。