今日の夜に医療機関からのレターパックが届きました。

中身は障害年金の診断書です。

 

そう、私は医師が記入された完成した診断書を見る瞬間が一番緊張します。

ドキドキプレッシャーを感じながら目を通します。

 

今回は、恐らく、障害年金の診断書に理解があり、書き慣れた医師の先生が記入されたものだと思われます。

ホッと一息しているところです。

 

実は、以前、医療機関に診断書を受取りに伺ったときに、その場で倒れたことがあるんです。

自分でもびっくりしました。

クラクラしてから目が覚めるまでの記憶が一部飛んでいます。

まあ、大きな医療機関でしたから、目が覚めたときには看護師さん数人に囲まれていて、倒れた場所の環境的にはかなり有難かったです。笑

頭をぶつけたらしくて、周囲の患者さんに「私が支えたあげられればぶつけずにすんだのに。」なんて心配までされて、お恥ずかしい限りでした。

その後、血圧を測ってもらい、問題なかったので普通に帰りました。(受診をススメられましたが。)

 

倒れた理由は自分が一番よく分かっています。

貧血などが理由ではありません。

それは、想像していた内容とはあまりにも違う診断書の内容で仕上がってきたからです。

 

うつ病と聞いていたのが、適応障害。うつ状態ではあっても、うつ病ではない。

その他、全体的にご相談いただいていた内容とは大幅に違っていました。

 

結果的には、かなりの苦労して、遡りで障害年金を受給することはできたのです。

 

そんなこともあってか、医師が仕上げた診断書を見る瞬間が一番緊張するのです。
ご依頼者のことを想うと、なんとか最善の結果を届けたいと極度のプレッシャーが働いています。
自分では良いプレッシャーで、持ち続けたいプレッシャーだと思っています。

 

できるだけ適正な診断書を最初から受け取れるように、情報提供にかなりの時間をかけます。

障害年金は、本当に、一つ一つに悔いが残らないように相当の時間をかけて、単純作業ではなくご依頼者の気持ちも伝わるようにまとめています。

 

そのため、一度に10件以上を同時に進行するのは厳しいのが現実です。

 

次に社労士として緊張するのは、セミナーや講演で登壇するときかな。

講師のお仕事を本業とされている方や予備校や専門学校などで講師をされている方のようにはなかなかいきません。

これはもう、短期間で場数を踏むなどの慣れる機会をどこかで作らないといけないな・・・と思いつつ、日々目の前のことでいっぱいで、そこまで手が全然回りません。

 

この1番目と2番目の緊張の瞬間からいつになったら解き放たれることか。
いや、気を引き締めるためにも、この緊張感はあったほうがいいのかもしれません。

 

逆に、ご相談対応なんかは緊張しなくなりました。

開業して2年ぐらいまでは、即答できるか緊張することもありましたが、今では大体のことは即答できますし、もし即答できないことがあったとしても、それは多分、他の社労士でも即答できないことだろうという自信があるんだと思います。

自分が即答できないこようなことは、時間をかけて調べなければ分からないことが多い。
市販の書籍にも書いていないし、管轄の役所でも回答に時間がかかったり、人によって回答が異なったりします。
だから、専門書や事例を自分で時間をかけて調べたうえで、他からの回答も参考に、結論を出す。

 

まとめると、これ以上は自分にはどうにもできない他人によって内容が決まるものについては緊張感を払拭することはできないけれど、慣れれば自分自身でなんとかできることに対しては緊張感を和らげられる。ということですね。

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